いなべ市議会 > 2022-09-14 >
令和 4年第3回定例会(第4日 9月14日)
令和 4年第3回定例会(第4日 9月14日)

  • "法律"(/)
ツイート シェア
  1. いなべ市議会 2022-09-14
    令和 4年第3回定例会(第4日 9月14日)


    取得元: いなべ市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 4年第3回定例会(第4日 9月14日)                    令和4年               いなべ市議会(第3回)定例会               令和4年9月14日(水曜日)                 いなべ市議会 議場   開会(開議)の宣告 日程第 1 議案第30号 いなべ市職員育児休業等に関する条例の一部を改正す              る条例の制定について 日程第 2 議案第31号 財産の無償譲渡について(特定非営利活動法人快生教学              会への無償譲渡) 日程第 3 議案第32号 財産の無償譲渡について(社会福祉法人いなべ市社会福              祉協議会への無償譲渡) 日程第 4 議案第33号 いなべ市道路線の認定について 日程第 5 議案第34号 いなべ市道路線の変更について 日程第 6 議案第35号 いなべ市道路線の廃止について 日程第 7 議案第36号 令和4年度いなべ市一般会計補正予算(第6号) 日程第 8 議案第37号 令和4年度いなべ市国民健康保険特別会計補正予算(第              1号) 日程第 9 議案第38号 令和4年度いなべ市後期高齢者医療特別会計補正予算
                 (第1号) 日程第10 議案第39号 令和4年度いなべ市介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第40号 令和4年度いなべ市水道事業会計補正予算(第1号) 日程第12 議案第41号 令和4年度いなべ市下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第13 認定第 1号 令和3年度いなべ市一般会計歳入歳出決算認定について 日程第14 認定第 2号 令和3年度いなべ市国民健康保険特別会計歳入歳出決算              認定について 日程第15 認定第 3号 令和3年度いなべ市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決              算認定について 日程第16 認定第 4号 令和3年度いなべ市介護保険特別会計歳入歳出決算認定              について 日程第17 認定第 5号 令和3年度いなべ市水道事業会計決算認定及び未処分利              益剰余金の処分について 日程第18 認定第 6号 令和3年度いなべ市下水道事業会計決算認定及び未処分              利益剰余金の処分について 日程第19 議案第42号 工事請負契約の締結について(いなべ市阿下喜温泉設計              等及び改修工事) 2 出席議員     1番 渡 辺 一 弘        10番 伊 藤 智 子     2番 伊 藤 三 保        11番 小 川 幹 則     3番 欠 員            12番 岡   恒 和     4番 多 湖   公        13番 清 水 隆 弘     5番 小 寺 徹 翁        14番 衣 笠 民 子     6番 西 井 真理子        15番 岡   英 昭     7番 原 田 敬 司        16番 位 田 まさ子     8番 篠 原 史 紀        17番 林   正 男     9番 片 山 秀 樹        18番 種 村 正 已 3 欠席議員     なし 4 地方自治法第121条により出席した者の職氏名 市長          日 沖   靖   副市長         岡   正 光 教育長         小 川 専 哉   企画部長        長 﨑 十九八 総務部長        岩 田 長 司   都市整備部長      加 藤 政 三 市民部長        伊 藤 ひ ろ   環境部長        二 井 真 作 福祉部長        市 川 久 春   健康こども部長     出 口 美 紀 農林商工部長      二 井 弘 樹   建設部長        梶   正 弘 水道部長        辻   英 樹   会計管理者       若 松 辰 彦 教育部長        小 寺 道 也   監査委員事務局長    渡 邊 真 澄 5 職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長      鈴 木   訓   議事課長        日紫喜 巖 人 議事課課長補佐     寺 園 妙 子               (午前 9時00分 開議) ○議長(小川幹則君)  おはようございます。  出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付の議事日程により進めてまいります。  日程第1、議案第30号から日程第18、認定第6号までを一括議題といたします。  これより、議案第30号から認定第6号までの18議案に対する総括質疑を行います。  質疑通告者は、通告書のとおりであります。なお、質疑及び答弁は全て自席で行ってください。質疑は一問一答とし、時間は、答弁を含め30分以内となっております。  それでは、質疑を許可いたします。  受付1番、原田敬司君。  7番、原田敬司君。 ○7番(原田敬司君)  おはようございます。  議案第36号、令和4年度いなべ市一般会計補正予算(第6号)についてお伺いいたします。  私立保育園運営事業私立保育園給食費無償化事業、25ページ、財源組替え及び市立保育園運営支援事業市立保育園給食費無償化事業、25ページ、1,405万8,000円及び最後になりますけど、学校給食管理事業小中学校給食費無償化事業、39ページ、7,610万8,000円。上記給食費無償化事業について、令和4年度に限られた事業になるのかお答えください。よろしくお願いします。 ○議長(小川幹則君)  健康こども部長、出口美紀君。 ○健康こども部長(出口美紀君)  おはようございます。それではまず、健康こども部からお答えいたします。  給食費無償化事業について、令和4年度に限られた事業になるのかについてでございますが、令和4年度は、財源に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して事業を計画いたします。次年度以降については決定しておりませんが、以前から市長が答弁しておりますように、恒常的な財源が確保できれば、継続事業として取り組みたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(小川幹則君)  教育部長、小寺道也君。 ○教育部長(小寺道也君)  おはようございます。学校給食管理事業の令和4年度に限られた事業になるのかという御質問ですが、今回の補正予算(第6号)につきましては、地方創生臨時交付金を充当し、令和4年度一般会計予算による事業でございます。来年度以降はまだ決定しておりませんが、財源等を考慮しながら、継続できるよう検討していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  原田敬司君。 ○7番(原田敬司君)  市長にお伺いします。  令和5年度以降は、財源が確保されるような予定でしょうか。 ○議長(小川幹則君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  再三御説明させていただいているように、下水道料金が近隣と比べて非常に安うございます。それと、立米当たり150円以上にしないと、国からのペナルティーが最大1億円近くあるということを考慮しまして、今、下水道審議会のほうに値上げの審議をしていただき、値上げの方向で答申を頂いております。  そういった財源、それと阿下喜温泉、そして農業公園の指定管理料を民間に委託することにより軽減することができましたら、そうしましたら、そういった財源を基に、恒久的に給食費の無料化を、提案をしたいと思います。しかし、あくまでも地方自治体の予算は単年度予算でございますので、議員の皆さんには御理解と御協力を切にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(小川幹則君)  原田敬司君。 ○7番(原田敬司君)  以上になります。ありがとうございました。 ○議長(小川幹則君)  原田敬司君の質疑を終了いたします。  次に、受付2番、篠原史紀君。  8番、篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  おはようございます。総括質疑といたしまして3点伺いたいと思います。  まず、1問目です。議案第30号、いなべ市職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。正規、非常勤問わずですね、この市の職員の働きの環境は、非常に民間企業にも影響するということでもありまして、質疑をさせていただきます。  (1)現在、対象となる男性の非常勤職員は何人いるのか。  (2)地方自治法が改正され、令和2年度より一般職非常勤職員は、会計年度任用職員に名称が変更された。条例内の非常勤職員という言葉を定義し直す必要はないのか。また、条例内での非常勤職員とは、特別職非常勤職員会計年度任用職員臨時的任用職員の全てを指すのか。  (3)令和3年の8月の人事院による国家公務員の育休に関わる措置には、主に以下の3点も盛り込まれました。この3点が、まず第1、同一の子について、育休を原則1回までから2回以内まで取得。二つ目が、一般職員、非常勤職員問わず、不妊治療のための有給休暇、1年につき5回の取得。三つ目が、この看護休暇及び短期介護休暇の取得要件の緩和。この三つも言及されております。  今回の条例改正には以上が盛り込まれていないようだが、改正意図を含めて詳細説明をお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(小川幹則君)  総務部長岩田長司君。 ○総務部長岩田長司君)  おはようございます。では、総務部からお答えさせていただきます。  (1)対象となる男性の非常勤職員は何人かの質問についてですが、職員課が所管する週20時間以上勤務する会計年度任用職員は、9月1日現在305人で、うち男性職員は63名です。なお、育児休業の取得が一般的に想定される年代、20代から40代までの職員数は7名でございます。  続きまして、(2)の条例内の非常勤職員という言葉を定義し直す必要はないのか。また、特別職非常勤職員会計年度任用職員臨時的任用職員の全てを指すのかの御質問についてですが、お配りしました議案第30号参考資料で説明させていただきますので、参考資料1ページを御覧ください。  全ての公務員は、地方公務員法第3条の規定により特別職と一般職に区分されます。特別職は、同法第3条第3項に規定する職で、例として議員、市長等で、条例で定める委員など非常勤もございます。  そして、同法第3条第2項に、特別職以外の職員は、全て一般職とする規定があります。地方公務員育児休業の取得は、地方公務員育児休業等に関する法律に基づき取得できるものであり、法律では一般職を対象と規定しているため、特別職は対象外となります。  次に、一般職は、常勤職員と非常勤職員に区分されます。常勤職員は、定年前の正規職員、再任用職員、任期付職員臨時的任用職員に区分されます。  臨時的任用職員は、緊急的な任用を行い、正規職員の補充として活用されることを目的とされているため、地方公務員育児休業等に関する法律で、育児休業取得の対象外です。非常勤職員は、会計年度任用職員、再任用短時間勤務職員、任期付短時間勤務職員に区分されます。再任用短時間勤務職員及び任期付短時間勤務職員は、地方公務員育児休業等に関する法律育児休業取得の対象外となっています。  したがって、本条例が示す非常勤職員については、会計年度任用職員を示すものですが、地方公務員育児休業等に関する法律に基づき非常勤職員の取扱いが規定されているため、非常勤職員会計年度任用職員として置き換えることはできません。  また、その他の条例において示す非常勤職員においても同様、必ずしも会計年度任用職員を示すものではないため、非常勤職員イコール会計年度任用職員として扱うことはできません。  続きまして、(3)令和3年8月、人事院による国公の育休に係る以下の3点について盛り込まれていないが、詳細説明をの御質問についてですが、一つ目の中ポツ、職員が同一の子について育休を原則1回から2回以内まで取得についてですが、参考資料の2ページ目、(1)を御覧ください。  育児休業の取得回数の制限につきましては、地方公務員育児休業等に関する法律に規定されております。同法律が本年5月に改正され、育児休業の取得回数の制限が原則1回から2回へ緩和されました。法律の施行は、本年10月1日です。  二つ目の中ポツ、不妊治療のための有給休暇(1年につき5回)の取得については、参考資料の(2)を御覧ください。  不妊治療のための有給休暇につきましては、休暇の取得に関係するため正規職員は、いなべ市職員の勤務時間、休暇等に関する規則、会計年度任用職員は、会計年度任用職員の勤務時間、休暇等に関する規則を昨年12月に改正し、1年につき5日の有給休暇を新設しました。令和4年1月1日から施行しております。  三つ目の中ポツ、子の看護休暇及び短期介護休暇の取得要件の緩和につきましては、参考資料の(3)を御覧ください。
     三つ目の中ポツですが、子の看護休暇及び短期介護休暇の取得要件の緩和につきましても、会計年度任用職員の休暇の取得に関係するため、会計年度任用職員の勤務時間、休暇等に関する規則を本年3月末に改正して、令和4年4月1日から施行しております。  内容としまして、6月以上継続勤務の要件を6月以上の任期、または6月以上継続勤務に取得要件を緩和しました。令和4年4月1日から施行しております。  職員の育児休業に関する具体的な内容は、地方公務員育児休業等に関する法律に規定され、本条例は、法律の委任事項を受けて整備するものであります。また、妊娠、出産、育児等に関する規定は、その他の規則に規定することから、制度運用の全体が分かりにくくなっている現状がありますが、その点、御理解いただけると幸いです。  以上でございます。 ○議長(小川幹則君)  篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  資料を提出されて、非常に分かりやすい説明ありがとうございました。理解できましたし、勉強にもなりました。  1点だけ、この条例ですね、前にも改正されたときに同じ質疑をしたんですが、この該当する特に臨時職員に加えてですね、職員全体への周知が必要だと思うんですね。その周知方法をちょっとくどいようですが、教えていただきたいんですが。 ○議長(小川幹則君)  総務部長岩田長司君。 ○総務部長岩田長司君)  ちょっと聞き取れませんでしたので、もう一度お願いします。 ○議長(小川幹則君)  篠原史紀君。ゆっくりと。 ○8番(篠原史紀君)  早口ですみませんでした。  この条例は前も改正されたと記憶しておりまして、そのときにも同種の質問をしたんですが、これ当然、該当する非正規職員及び職員全体に周知する必要があると思うんですが、その周知方法に関して、どんなふうなことを考えているのか、お聞きしたいんですが、お願いいたします。 ○議長(小川幹則君)  総務部長岩田長司君。 ○総務部長岩田長司君)  周知方法につきましては、市長決済いただきまして、各部門に対する所属を通じまして全職員に通知をさせていただくことと思います。 ○議長(小川幹則君)  篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  周知よろしく、どうぞお願いいたします。  それでは、2問目に参ります。  議案第36号、令和4年度いなべ市一般会計補正予算(第6号)に関して質疑をいたします。  予算書のページ数だけで、款・項・目はちょっと飛ばさせていただきます。  予算書17ページ、デジタルトランスフォーメーション推進事業600万円についてであります。  ①アプリではどのような行政手続が可能になるのか。  ②参考資料では3密対策を図るとあるが、想定している具体的な効果の説明をお願いいたします。  (2)予算書29ページ、地域活性化企業人事業560万円について、説明では農業公園周辺耕作放棄地の再生などを通じて、多様な人々の農業参加を促すためと最終的な目標が明示されています。この目標を達成するための具体的なプロセスの説明をお願いいたします。  (3)予算書31ページの観光費の補正額1,257万7,000円についてですが、①観光客受入施設管理事業58万円の事業内容は。  ②ふるさといなべ応援事業652万7,000円の事業内容は。  ③グリーンクリエイティブいなべ推進事業に係るレンタサイクル事業について、追加参考資料において、最終的には再生エネルギーの活用も念頭にした、新たな観光拠点の整備事業の一部であることが示されました。今回の547万円に関してはどのような予算なのか。  ④上記③の拠点整備に関して、想定している土地取得を含めた予算規模、財源の説明を。  ⑤観光拠点は、一般社団法人グリーンクリエイティブいなべが管理運営していくのか。  ⑥レンタルEV車の施設とあるが、直営もしくは企業などと連携して施設運営するのか。  ⑦再生可能エネルギーの活用も検討とあるが、想定している具体的な仕組みがあれば、説明をお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(小川幹則君)  企画部長、長﨑十九八君。 ○企画部長(長﨑十九八君)  失礼いたします。  (1)につきまして、企画部から答弁をさせていただきます。  まず、①でございます。  アプリで可能となる手続につきましては、まず今年度は、既に市ホームページから行えます電子申請、これをアプリで使えるようにしていきたいと思っております。  具体的には、後援名義申請離乳食教室などの各種子育て関係教室の申込み、国民健康保険被保険者証の再交付申請、福祉医療費受給資格更新申請、犬の登録申請、図書館利用カード申請がん検診託児申込、いなべ10取材登録などでございます。  次に、来年度以降は、手続ごとの年間受理件数、窓口対応時間、事務処理時間などから、市民の利便性向上や担当部署の事務効率化などを、総合的に判断をして、優先順位づけを行いまして、手続のオンライン化やアプリの充実を図っていきたいと思っております。  ①につきましては以上でございます。  ②アプリの具体的な効果でございますが、このアプリが導入されますと、携帯電話を使いまして、いつでも、どこでも手続が可能となりまして、市民の市役所窓口への来庁回数が少なくなったり、窓口での滞在時間が短縮されたりと、市民の利便性の向上と併せて、3密の回避対策につながると考えております。  以上でございます。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  それでは、農林商工部のほうから御答弁をさせていただきます。  (2)地域活性化企業人事業で、農業公園周辺耕作放棄地の再生、目標が明示されている。達成するための具体的なプロセスということでございます。農業公園内の現在利用されていないガラスハウス、花壇などの施設を活用しまして、有機質肥料有機防除資材を使用した高設ベンチによるイチゴの栽培、それから、立ったままで作業ができるバックを利用した縦型の野菜栽培、そして、壁面を利用した観葉植物等の栽培など、化学肥料軽減や作業労力の軽減を目的とした栽培方法の確立を目指していきたいというふうに考えております。  そして、これらの栽培を通じて見学会、そして研修の受入れ、栽培方法の普及などにより、多くの方の農業への参加を促していけたらというふうに思っております。また、耕作放棄地につきましては、栽培作物や出荷先などについて検討を行いまして、梅林公園周辺耕作放棄地で小規模な面積での実証を行っていき、ほかの耕作放棄地へ広がりを図っていきたいというふうに考えております。  (2)は以上でございます。  続きまして、(3)でございます。  ①観光客受入施設管理事業58万円の事業内容でございます。  こちらにつきましては、東海自然歩道登山口休憩所などの維持修繕に要する原材料費となっております。  ②ふるさといなべ応援事業652万7,000円の事業内容でございます。こちらにつきましては昨年度の10月から、ふるさと納税の返礼品のラインアップを増やしたことによりまして、ふるさと納税の寄附者が増加をしております。このことから、当初予算で計画をしておりました3,000万円の受入れに要する事務委託料を今回の補正で4,500万円の受入れが可能となるように、事務委託料の増加分を計上しておるところでございます。  ③レンタサイクル事業について、最終的には再生可能エネルギーの活用も念頭にしたということでございます。  そして、今回の547万円はどのような予算かということでございますが、回遊促進のためのグリーンインフラ環境調査として73万7,000円、そしてサイクリングシェアシステム構築として386万1,000円、レンタサイクルPRツール作成として87万2,000円となっております。この事業では実証実験として、阿下喜駅周辺とにぎわいの森にレンタサイクルを、5台ずつ設置をする計画としております。  また、にぎわいの森において環境調査を実施して、レンタサイクル利用者に関するデータとともに分析することで、より効果的な地域回遊の促進につなげようとするものでございます。さらに、分析結果は、将来的に新たな観光拠点の整備のための基礎データとして活用する計画となっております。  ④、③の拠点整備に関して想定している土地取得を含めた予算規模、財源の説明でございます。  現在計画しております内容ですが、先行買収に伴う事務事業委託料が200万円、財産購入費として4,550万円、測量設計費が250万円、工事請負費として1,500万円の計画でございます。  ⑤この観光拠点は、グリーンクリエイティブいなべが管理運営しているのかという御質問でございます。グリーンクリエイティブいなべ及び一般社団法人 観光協会など様々な団体を含めて検討をしているところでございます。  ⑥レンタルEVの施設とあるが、直営もしくは企業などと連携して、施設運営をするのかという御質問です。直営や指定管理、民間の活用など様々な団体含めて現在、検討をしておるところでございます。  ⑦再生可能エネルギーの活用も検討とあるが、想定している具体的な仕組みがあればというところでございますが、新たな旅行者の誘客や地域での長期滞在、回遊を促進させ、市内消費の増加を図ることなどを目的に、再生可能エネルギーを活用したエコでクリーンな移動方法を関係部署と協議を行いながら検討をしております。  以上でございます。 ○議長(小川幹則君)  篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  ありがとうございます。よく分かりました。  再質疑三つくらい用意していたんですが、ちょっと時間の関係で1点だけにいたします。レンタサイクルに関しては、2019年から約2年間、地域おこし企業人を使って、いなべサイクルターミナルで行っていたという実績があるんですが、今回、その実績を踏まえて課題とか改善点が何かあれば、それをまた反映していくのかという部分での質疑をしたいと思います。お願いします。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  2019年2月から2年間ですね、起業人でサイクルターミナルを行っていた課題や改善点はあるかということでございますが、この事業におきましては、競技用自転車を主に取り扱っておりました。サイクリングイベント等に付随する形のレンタルを推進していました。そのため自転車競技の愛好者による一定の利用がありましたが、観光客の積極的利用につながっておりませんでした。回遊観光の促進に至らないという課題があったところでございます。  今回の事業では、電動アシスト付き自転車を導入させていただくことで、多くの観光客の利用を促して、地域回遊へとつなげる実証実験を行っていきたいというふうに思っております。 ○議長(小川幹則君)  篠原史紀君。 ○8番(篠原史紀君)  ありがとうございました。これに関しては、以上にとどめたいと思います。  最後、認定第5号、令和3年度いなべ市水道事業会計決算認定及び未処分利益剰余金の処分について。  監査委員の意見書を参考に、以下を質疑いたします。  (1)営業収益、営業外収益の大幅な減収について、要因として受託工事費負担金等の減収及び営業外費用の受託工事費の減少としているが、そちらのほうの詳細説明をお願いいたします。  (2)経営成績での純利益が、前年度比で約2,930万円マイナスになっております。30.7%の減でございます。給水収益等が減少したのが要因とのことでありますが、有収水量の減少も含めて、こちらも詳細な説明をお願いいたします。  (3)経常収益の減少により、営業利益対営業収益の比率がマイナス2.57%、総資本利益比率は前年度比でマイナス0.21%、総収支比率、経常収支比率、営業収支比率も微減をしております。全体では資料を見ますと、黒字がぎりぎり確保できてはいますが、給水人口等の増減を含めた今後の見通し、問題点、改善点等がありましたら詳細説明をお願いします。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  水道部長、辻 英樹君。 ○水道部長(辻 英樹君)  よろしくお願いいたします。  まず(1)、この(1)のみ税込みの金額になりますが、(1)の営業収益、営業外収益の減少につきまして、令和2年度に比較し、営業収益で約2,400万円、営業外収益で5,100万円の減収、営業外費用で4,500万円の減少となっています。  営業収益については(2)のほうで説明をさせていただきますので、営業外収益と営業外費用の受託工事について説明をさせていただきます。  令和3年度の受託工事は、消火栓の新設や移設等の工事に関するもののみでございまして、年間の収入と支出は約900万円です。令和2年度につきましては、消火栓工事のほか、三重県が行います砂防工事に伴う配水管の移設工事で3,300万円、阿下喜地内東海環状線の配水管移設工事で、ネクスコ中日本のほうから800万円の受託工事負担金の収入と同額程度の工事費がございましたので、これがなかったための減少でございます。  続きまして、(2)純利益の減少につきまして、最も大きな原因は、年間の有収水量が約12万6,000立方メートル、2.3%減ったことにより給水収益、水道料金でございますが2,100万円の減収、それから費用では、動力費が約700万円増加したことでございます。令和2年度は、平成31年度に比べ人口減少にもかかわらず、12万8,000立方メートル増えましたが、全体の数字としては平成31年度に戻ったという感じでございます。  そのような中でも大口使用者である事業所の水量が大きく減少しており、いなべ市全体では1万6,000件余りの使用者がございますが、水量の上位50社までの集計で4万2,000立方メートル、4.9%減少しております。全体では2.3%の減少ですので、使用水量の多い使用者の減少幅が大きいことが分かります。金額としますと、50社で約800万円、減収の38%に当たります。また、年間1万立方メートル以上の使用者が、24社から22社へ2社減っております。  続きまして、(3)各種比率から今後の見通しについてのお尋ねですが、給水人口については、宅地開発等によりまして給水件数が増加していくかもしれませんが、市全体の人口が増加しない限り、給水人口のみが増加していくことはございませんので、市の人口に比例して有収水量も変わっていくと考えております。黒字をぎりぎり確保しているという純利益につきましては、平成30年度が6,100万円の黒字、平成31年度が4,100万円の黒字、令和2年度が9,600万円の黒字、令和3年度が6,600万円の黒字で推移しております。  今後の見通しについてでございますが、現状で収益が増える要素は、ほとんどございません。費用につきましても今回、補正予算でもお願いをしてございますが、動力費が予想以上に上昇しておりまして、また、ここ数年は設備投資も多いことから、減価償却費も増加していくと考えております。  現時点の見通しとしては、令和4年度以降、今現在、令和3年度6,600万円でしたが、さらに減っていくと考えております。  課題、改善点としましては、漏水調査の実施等によりまして、漏水の早期発見と修繕によって有収率の向上には努めてまいりますが、利益がV字回復するような特効薬的なものはございませんので、安心安全を第一に心がけて、事業運営に努めてまいりたいと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(小川幹則君)  篠原史紀君の質疑を終了します。  次に、受付3番、岡 恒和君。  12番、岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  12番議員、日本共産党、岡 恒和です。  議案第36号、令和4年度いなべ市一般会計補正予算(第6号)について質問します。歳入のところで国庫支出金、国庫補助金、総務費国庫補助金、総務管理費補助金、新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金1億3,134万5,000円についてお尋ねします。  (1)公立保育園給食費無償化に充当する金額は。  (2)市立保育園給食費無償化に充当する金額は。  (3)公立小中学校給食費無償化に充当する金額は。  (4)公立保育園給食費無償化に3歳未満園児の給食費無償化分は含まれるか。  (5)公立小中学校給食費公会計化に要する費用は含まれるか。  以上、お尋ねします。 ○議長(小川幹則君)  健康こども部長、出口美紀君。 ○健康こども部長(出口美紀君)  それでは、健康こども部から(1)、(2)、(4)の質問についてお答えいたします。  まず、(1)の公立保育園給食費無償化に充当する金額はについてでございますが、870万円でございます。  (2)市立保育園給食費無償化に充当する金額はについてでございますが、1,367万5,000円です。  (4)公立保育園給食費無償化に3歳未満児の給食費無償化分は含まれるかについてでございますが、3歳未満児については含まれていません。そもそも3歳未満児の保護者から、給食費としては徴収していないということでございます。
     以上です。 ○議長(小川幹則君)  教育部長、小寺道也君。 ○教育部長(小寺道也君)  教育委員会から(3)と(5)についてお答えいたします。  (3)公立小中学校給食費無償化に充当する金額はとの御質問ですが、7,610万8,000円でございます。  (5)給食費公会計化に要する費用は含まれているかとの御質問ですが、全額、給食食材費の支払いに充てるため、公会計化に要する費用は含まれておりません。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  (4)について、再質問します。  そもそも給食費としては徴収していないということなんですが、歳出予算の中では賄材料費として上げられているので、食材というか給食費として特定できることはできるのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  健康こども部長、出口美紀君。 ○健康こども部長(出口美紀君)  実費分をというふうな、食材費のということですけれども、未満児の保育に係る費用については、保育料としまして食材費を含めて保護者から徴収いただく保育料と、あと市からの負担分ということで費用を賄っているわけですけれども、食材費だけを分けるということはできないというふうに考えております。 ○議長(小川幹則君)  岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  再質問ですが、国の通知などで3歳未満児に対する保護者負担の軽減に関して、何らかの制約というのはあるんでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  健康こども部長、出口美紀君。 ○健康こども部長(出口美紀君)  こちらの法的根拠としましては、子ども・子育て支援法に基づき定められた、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準というのがございまして、そちらの第13条第4項3号におきまして、満3歳未満の子どもに対する食事の提供に要する費用は、保護者が負担する費用から除かれているというふうなことに基づきまして行っております。 ○議長(小川幹則君)  岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  (5)について、再質問します。  予算の置かれ方からすると、補助金として各学校の給食会計にお金を出すのか。それとも市のほうで、支出も含めて会計を行うのか、どちらになるのか教えてください。 ○議長(小川幹則君)  教育部長、小寺道也君。 ○教育部長(小寺道也君)  給食会計は私会計で全て賄われておりますので、私会計のほうに全額補助金として支出する予定をしております。 ○議長(小川幹則君)  岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  収入のところが、歳入のところが全額私費という形になりますので、支出もまとめてやれば、それだけ効率化が進むと思うんですが、公会計化を前倒ししてやるという計画はありますか。 ○議長(小川幹則君)  教育部長、小寺道也君。 ○教育部長(小寺道也君)  今のところ、公会計化は料金徴収する業務も含めて、公会計化をするという計画で事務を進めております。無償化になったときの場合というのは、まだちょっと念頭に入れていないというか、負担の大きいほうで計画していかないと、頓挫すると困りますので、負担の大きい、徴収する業務もある、賦課徴収業務あるという形の上で、公会計化の計画をしております。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  岡 恒和君。 ○12番(岡 恒和君)  質問を終わります。 ○議長(小川幹則君)  岡 恒和君の質疑を終了します。  次に、受付4番、衣笠民子君。  14番、衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  14番議員、日本共産党の衣笠民子です。  議案第36号、令和4年度いなべ市一般会計補正予算(第6号)について、2事業について質問を行います。  (1)レンタサイクル事業について、8点にわたってお聞きをいたします。  款5農林水産業費、項6商工費、目1商工費、グリーンクリエイティブいなべの推進547万円についてです。  ①県の魅力的な観光地づくり補助金を活用し、と参考資料にありますが、財源の説明をお願いします。  ②委託事業の内容をお聞かせください。  ③事業を行う場所は。  ④委託料となっていますが、事業の委託先は。  ⑤関わる人員は。  ⑥これまで取り組んだレンタサイクル事業として、平成28年度施政方針の、今後はレンタサイクルステーションを整備して、市内を自転車で周遊観光できる事業を進めます。平成31年度、キナンサイクルから地域おこし企業人の派遣で実施した事業があるレンタサイクル事業としての関連性をお聞かせください。  ⑦いなべ市に自転車を活用したまちづくり推進の考え、計画はあるのかお聞かせください。  ⑧今回のレンタサイクル事業は、いなべ市においてどのような位置づけなのかお聞かせください。  (2)地域活性化起業人活用事業について、5点お聞きします。  款5農林水産業費、項1農業費、目2農業総務費、集落を基盤にした担い手の支援560万円についてです。  ①どこの企業から派遣してもらうのか。  ②人数は。  ③参考資料に農業公園を利用したイチゴなどの高付加価値作物の栽培、軽労力の栽培方法の確立とあるが、農業公園施設内で新たな農業を行うのか。また、それは農業公園内のどの場所なのかお聞かせください。  ④参考資料に農業公園周辺耕作放棄地の再生とありますが、どのくらいの規模の再生を考えているのかお聞かせください。  ⑤農業公園付近の耕作放棄地の原因をどう捉えているのかお聞かせください。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  それでは、(1)のレンタサイクル事業について答弁をさせていただきたいと思います。  まず、①参考資料にある財源の説明というところでございます。こちらは、三重県が観光需要の喚起と観光産業の振興に向けて実施しております、みえの観光地づくり推進事業の一部であります。それが、魅力的な観光地づくり補助金を財源としております。  また、この事業は、新型コロナウイルス感染症の影響から、再生し持続的に発展していくため、新たな旅行者の誘客や地域での長期滞在、回遊を促進させることなどを目的に、前向きな取組に対して補助を行うもので、補助率としては3分の2というふうになっております。  ②事業内容でございます。委託事業の内容ですが、サイクリングシェアシステムの構築、そしてレンタサイクルPRツールの作成、そして回遊促進のためのグリーンインフラ環境調査でございます。サイクリングシェアシステム構築については、コロナ禍に対応した無人での貸出し、返却対応が可能なサイクリングシェアシステムを構築し、電動アシスト付き自転車レンタルの実証実験を行おうとするものでございます。また、レンタサイクルPRツール作成につきましては、レンタサイクルの紹介や利用方法を告知するホームページの構築、ロゴやポスター等PR素材の作成を、計画をしているところでございます。  次に、回遊促進のためのグリーンインフラ環境調査につきましては、にぎわいの森において環境調査を実施して、気象条件とレンタサイクル利用者の動向などの分析、回遊促進事業に活用するものとなっております。  ③事業を行う場所につきましては、阿下喜駅の周辺及びにぎわいの森にレンタサイクルをそれぞれ5台設置したいと考えております。また、環境調査については、にぎわいの森で実施する計画でございます。  ④委託料となっているが、事業の委託先はという御質問です。委託事業の内容により入札などの方法で予算成立後に委託先を、決定をさせていただきたいと思っております。  ⑤関わる人員でございますが、委託先が未定のため、人員数は未定でございます。  ⑥平成28年度施政方針、そして平成31年のキナンサイクルの地域おこし企業人での派遣での実施事業の関連性というところでございます。こちらにつきましては、先ほど篠原議員にも御説明したとおり、ちょっと重複するんですが、今回御質問いただきました事業につきましては、地域おこし企業人、実施事業の結果をフィードバックする形での実証実験となっております。  この事業においては、競技用自転車を主に取り扱い、サイクリングイベント等に付随する形のレンタルを推進しておりました。そのため自転車競技愛好者による一定の利用があっても、観光客の積極的利用につながらず、回遊観光の促進に至らないという課題がありました。今回実施する事業では、この課題を踏まえて、電動アシスト付き自転車を導入することにより、多くの観光客の利用を促して、地域回遊へとつなげる実証実験を行うものとなっております。  ⑦自転車を活用したまちづくり推進の考え、計画はあるかというところでございます。こちらにつきましては、自転車の活用によるまちづくりにつきましては、第2次いなべ市総合計画、第2期基本計画、第5章、活発な産業によるにぎわいづくり、魅力ある観光地づくりの推進における基本事業の2、イメージアップと集客力の向上に計画上、位置づけをされております。  いなべ市では、自転車を活用したまちづくりを進め、市内施設の効果的な活用を図るとともに森林や里山など、いなべの自然に価値を見いだし、誘客を図る事業内容となっております。  ⑧今回のレンタサイクル事業は、いなべ市においてどのような位置づけかということでございます。  こちらにつきましても、先ほど、⑦の答弁と重複しますが、自転車の活用によるまちづくりは第2次いなべ市総合計画、第2期基本計画、第5章、活発な産業によるにぎわいづくり、魅力ある観光地づくりの推進における基本事業の2、イメージアップと集客力の向上に計画上、位置づけられておるところでございます。  続きまして、(2)地域活性化起業人の活用事業についてでございます。  ①どこの企業から派遣をしてもらうのかというところでございます。こちらは自然応用科学株式会社でございます。  ②人数は2名でございます。  ③参考資料にありますイチゴなどの高付加価値の栽培、軽労力の栽培方法の確立とあるが、どのような新たな農業を行うのかというところでございます。それと、農業公園内のどの場所かという御質問でございます。  有機質肥料有機防除資材を使用した高設ベンチによるイチゴの栽培や、立ったままでの作業ができるバックを利用した縦型の野菜栽培、壁面を利用した観葉植物等の栽培など、作業労力の軽減を目的とした栽培方法の確立を目指していきたいと思っております。場所でございますが、エコ福祉広場横のガラスハウスを予定しておるところでございます。  ④農業公園周辺耕作放棄地の再生とあるが、どのくらいの規模の再生を考えているかというところでございます。  栽培作物や出荷先などについての検討の上、まずは梅林公園周辺の農地での小規模な実証栽培を考えております。その後、ほかの農地へと栽培面積を拡大していければというふうに考えておるところでございます。  ⑤農業公園周辺耕作放棄地の原因はどのように捉えているかという御質問でございます。こちらについては、農業者のやはり後継者不足が第一というふうに思っております。そして、やはり鳥獣害の影響が考えられるのではないかというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  レンタサイクル事業についてお聞きをします。  委託事業の内容でサイクリングのシェアシステム、レンタサイクルのシステムをするということですが、スマホを使ったシステムなんでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  スマホ等も使って、予約ができるような形で使っていきたいなというふうに思っております。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  これまで取り組んできたレンタサイクル事業との違いをお聞かせいただいたんですが、関連性というのはないんですか。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  関連性というところで、今までやはり、先ほども答弁させていただきましたが、競技用自転車を使ったサイクリングイベント等をやっておったところでございますが、やはり課題が出てまいりましたので、こういうところの課題解決というところから、やはり皆さんに活用していただけるような自転車の利用ですね。そういうところを考えて、やっぱり電動アシストがいいんじゃないかというところで、このような事業をはだてたところでございます。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  これまでいなべ市が取り組んできたレンタサイクル事業は、平成28年度にもあるわけです。今、競技用自転車と言われたのは、平成31年度のキナンサイクル、企業人を派遣してもらって実施したことだと思うんですが、平成28年度施政方針で出されたレンタサイクルステーションを整備して、市内を自転車で周遊観光できる事業を進めますというのは、今回の観光に関係するのと同じような趣旨で考えられたのではないんですか。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  こちら平成28年度の施政方針だと思っております。そこの中にレンタサイクルを整備して、市内を自転車で周遊観光できる事業を進めますというふうに書かれております。やはりこういうのも含めまして今回、県からの補助金も頂きましたので、事業を進めていきたいというふうに思って、このような事業を立ち上げたところでございます。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  平成28年度のことからと関連性があるんだったら、なぜ平成31年度では、競技用自転車というところにシフトしたんですか。それでまた結局、検証したら、それでは駄目だということで、今回のまた観光に戻っていくんですけど、その辺の流れというか、計画性というか、そういうことはどのように考えていますか。 ○議長(小川幹則君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  キナンサイクルからの提案と、そのときは職員の中にも、その競技用自転車というのに物すごく興味を示している職員が見えました。ですから、一緒になって競技用自転車の普及ということをやりたいという提案がキナンサイクルから出てまいりましたので、実施をさせていただいた。ですけれども、競技用の方は、家から自転車で乗ってこられるんですよ。キナンが思っているほどレンタルは利用がなかった。一般の方が競技用自転車に興味を持って、電車で、いなべに来られるという人が少なかったということで、阿下喜駅前のレンタル事業は、一応終了させていただいたという状況です。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  自転車を活用したまちづくりは総合計画にもあるということで、継続的な考え方だと思うんですが、今回のレンタサイクル事業は何年間する予定ですか。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  今のこの547万円の事業のお話でございますね。  こちらにつきましては、県の補助事業3分の2もらっておりますので、事業としましては今年の12月の末まででございます。そこまでにしっかりと実証実験を行って、お金の支払いまで終えるという形になりますので、12月の末までの事業というところでございます。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  調査とか予算内ではそうですけど、企業人を使っても、今年の12月までですか。ここに来てる企業人は、12月以降には、もういなくなるということですか。
    ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  この事業で起業人を活用するということはございません。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  委託先は、これから入札なので分からないというふうでしたが、どういうところを対象に入札というか、どういうところを委託先と考えているんですか。どういう業種。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  入札になりますので、今後、入札の業者の業種、項目、その辺をしっかり見極めて、判断していきたいなというふうに思っております。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  阿下喜駅周辺に5台、そして、にぎわいの森に5台、電動自転車を配置する事業をするんですけれども、これって調査だけのことで、それ以降の事業としては、この5台、5台というのは継続していかないんですか。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  今のところ、先ほど申しましたように、事業としては12月末までということになっておりますが、自転車としては来年の3月まで設置をさせていただきたいというふうに思っております。それ以降については、今のところ未定でございます。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  調査の結果がよければ、大きく展開していくかもしれないし、キナンサイクルの競技用自転車のように、もう立ち消えていくかもしれないしということと捉えていいんでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  その先につきましては、今回、阿下喜の整備事業というところもありまして、それにやっぱりつなげていきたいというふうには考えております。それで、考えておりますが、今のところ、そこまで行くかどうかというのは、ちょっと未定なところあります。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  (2)のほうをお聞きします。  ①のどこの企業から派遣してもらうのかということで、自然応用科学ということでした。どのように自然応用科学に決められたのかお聞かせください。 ○議長(小川幹則君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  藤原町時代に枯れ草の処理ということを町の事業でしていただいていました。ですけれども、それが未発酵な部分が、発酵過程で熱を持ってきて、火災事故が3件ほど発生したことがあります。枯れ草を入れる事業はいいんですけれども、それからの販売ルートが全くなかったもんですから、農業公園に堆積する一方でした。ですから、販売ルートを持った事業者にお願いすることを私が考えて、それで自然応用科学さんに枯れ草の処理ですね。それを委託するようにさせていただいた。  今回、全体をノルディスクのキャンプ場にするためには、今の自然応用科学さんの施設を移設していただく必要があります。ですから、それを自然応用科学さんに移設をしていただくように提案をさせていただいたところ、自然応用科学さんとしましたら自社で農業もされておられて、そこを拡大したいという御意向もありました。そして、新たにエコバッグのような形で、空中で農業をするようなことも、してみたいんだという御提案もありましたので、そうしましたらエコ福祉広場のハウスが空いています。それと余剰地もありますので、そこで新たな試みですね。空中でのイチゴとか野菜の栽培、そういったことを自然応用科学さんからの御提案がありましたから、それを地域活性化起業人という手法でですね、一応提案をさせていただいている状況でございます。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  どこの企業から派遣してもらうかの決め方をお聞きしたんですけど、今の答弁だと、よく分かりませんけど、移設してもらう代わりに企業人として来てもらうというふうに、市長がお決めになったという答弁だったのかなと思いますけれども、3件の火災事故があり、また、販売ルートが確保できなくて駄目だったところになぜ、移設をお願いせないかんからっていうお話ですけど、どうしてここに決めたんですか。 ○議長(小川幹則君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  正式にはまだ決まっておりません。予算が通ってませんので。ですけれども、ある程度のイメージですね。企業人といいながら、どういう分野で、どういうことをやっていただくかというイメージを議員の皆様には持っていただかないと駄目ですし、我々は自然応用科学以上に、すばらしい提案を、提案を頂くところがあれば、そちらのほうに変えることも可能でございます。ですけれども、今のところ最低水準とすると、私どもは、あくまでも農業公園ですから、農業の振興のようなことをやっていただける方にやっぱり来ていただいて、農業振興をしていただくほうがよかろうということで、御説明をさせていただいております。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  でも、先ほどの答弁からすると、いなべ市農業公園で農業をする計画の下に、この事業じゃなくて、移動してもらうために応用科学さんとお話ししたときに、こういうことを自分のところは事業をやってるから、こういうことをしたいんだ。だから、企業人を活用しようという御答弁だったと思うんですけど、何か今の答弁と食い違っているなと思います。  使ってもらうのはガラスハウスだというお話でした。エコ福祉広場のガラスハウスが空いてるから。そこの改修は行うんでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  大規模な改修というのは行いませんけれども、やはりそこでイチゴの栽培だとか、いろいろな栽培方法の確立をしていくためには、中を少々片づけたり、直さなければならないところは直していただくというような形にはなろうかと思います。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  直していただくということは、ここの企業人、やる方の自費でやられるということでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  当然、企業の方にもお手伝をいただく。また、市としても負担しなければならないものについては、しっかりと負担をしていくという形にはなると思います。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。  衣笠民子君に申し上げます。残り時間2分少々です。 ○14番(衣笠民子君)  ガラスハウスは市の所有ということでよろしいですか。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  はい、そうです。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  先ほどの答弁だと、ガラスハウスの改修など何か手を入れる場合は、していただくところと、市の負担分があればという話でしたが、市の建物ですよね。でも、どのぐらいの範囲で相手にしてもらって、どのぐらい市ができるのかという負担割合みたいなことはどのように考えられますか。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  まだ予算も通っておりませんので、その詳しい話については、まだそこまでしておりません。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君。 ○14番(衣笠民子君)  これで、総括質疑を終わります。 ○議長(小川幹則君)  衣笠民子君の質疑を終了します。  これにて、総括質疑を終了します。  なお、ただいま議題となっております日程第1、議案第30号から日程第18、認定第6号までの18議案は、お手元に配付の議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  次に、日程第19、議案第42号、工事請負契約の締結について(いなべ市阿下喜温泉設計等及び改修工事)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  議案42号、工事請負契約の締結につきまして、いなべ市阿下喜温泉設計等及び改修工事の契約の締結でございます。  阿下喜温泉の改修につきまして、公募型プロポーザル方式ということで審査を行いました。1次審査における技術提案書の提出業者は3者ありました。そして、2次審査を経て、最終的に大宗建設株式会社と3億9,490万円で締結をしようとするものでございます。  提案の理由としまして、阿下喜温泉を、宿泊施設を兼ねた施設にリニューアルすることで、観光拠点である、にぎわいの森、アウトドアフィールド等への来訪者を市内周遊につなげる。また、災害時に避難所として利用可能なモバイルコンテナを設置、これは一条工務店からの寄附ですね。企業の寄附を利用させていただいて宿泊施設を、平時にも宿泊棟として利用しようとするものでございます。慎重な審議よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(小川幹則君)  市長の説明が終わりましたが、補足説明がありましたら許可いたします。               (「ありません」の声あり) ○議長(小川幹則君)  以上で、提案理由の説明を終わります。  暫時休憩します。再開は10時25分といたします。                午前10時13分 休憩                午前10時25分 再開 ○議長(小川幹則君)  会議を再開いたします。  これより、議案第42号、工事請負契約の締結について(いなべ市阿下喜温泉設計等及び改修工事)に対する質疑を許可いたします。  質疑はございませんか。  西井真理子君。 ○6番(西井真理子君)  阿下喜温泉の改修で、宿泊ができるようにコンテナを設置するということなんですが、これは、どれぐらい数は、設置するのか。何人が泊まるようなコンテナなのか、ちょっと詳細を教えてください。 ○議長(小川幹則君)  農林商工部長、二井弘樹君。 ○農林商工部長(二井弘樹君)  今、プロポーザルを行いまして、設計事務所のほうといいますか、そちらのほうからの提案は受けております。そちらでですね、頂いておる予定としては、コンテナが12となっております。12となっておりますが、こちらについては、また一条工務店との調整もありますので、この辺りは、また一条さんと検討を重ねていきたいというふうに思っております。  宿泊の人数でございますが、1棟当たり2人から4人の宿泊を計画しておりますので、全体的には20人から30人ほどは泊まれるのではないかというふうに思っております。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  西井真理子君。 ○6番(西井真理子君)  北勢町内に、近隣に民間でされているホテルがあるんですけれども、以前にもちょっと質問でもさせていただいたと思うんですけど、こちらのホテルの方には事前に説明したりとか、経営を圧迫しないように何か考えはあるんでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  いなべ市内で宿泊所が不足しております。ですから、企業の長期出張者、TOJのときもそうですけれども、四日市か桑名に泊まっていただくしかないという状況です。ですから、常にタイトな状況ということで、我々は観光目的にさせていただきました。私ども阿下喜温泉のレストランを改修するのに、いなべ市の飲食店協会に対して協議をするかというと、しておりません。ですから、全て協議をする必要はないと考えております。現状として、常に宿泊施設が不足しているという状況が利用者の常識といいますかね、そういうコンセンサスは得られているという形です。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  西井真理子君。 ○6番(西井真理子君)  おっしゃられることは分かるのですが、そのホテルを建設をされたときの経緯だとかを聞いていると、やっぱり市も関わっているということも聞いていますので、そういったところでやはり事前に説明などは、したほうがいいのかなと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  西井真理子君、もう一度ゆっくりと説明してください。 ○6番(西井真理子君)  ちょっと聞いた話なんですが、会社を誘致するためにホテルが必要だというふうに昔、なったかと思うんです。そのホテルを建設をするときに、いなべ市としては関わってはないんでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  全く関わっておりませんし、それは多分、お話があるとすると北勢町時代のお話かと思ってます。私は全く存じ上げておりません。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  西井真理子君。 ○6番(西井真理子君)  では、官が民を圧迫するというようなことも考えられますので、しっかりとそこは、やはり事業者の方にも説明をして、同じような宿泊施設で、新しい施設を造るということで、やはり新しいほうを選ばれる方も多くなるかと思います。そういうところで今後トラブルというか、そういった声は出てくるかと思いますので、そういうことを防ぐためにも市としては、事前にお話をされたほうがいいとは思うのですが、どうでしょうか。 ○議長(小川幹則君)  市長、日沖 靖君。 ○市長(日沖 靖君)  先ほどの答弁と同じです。  以上です。 ○議長(小川幹則君)  これにて、質疑を終結いたします。  なお、ただいま議題となっております日程第19、議案第42号は、お手元に配付の議案付託表のとおり、所管の常任委員会へ付託をいたします。  以上で、本日の日程は全て終了しました。  次回の本会議は、9月28日午前9時に再開します。  それでは、これをもちまして散会します。  御苦労さまでした。               (午前10時32分 散会)         地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。
                   いなべ市議会議長                いなべ市議会署名議員                いなべ市議会署名議員...